近年、健康意識の高まりと共に注目されている雑穀米。
その豊富な栄養価から、子供の食事に取り入れたいと考える家庭も増えています。我が家もその内の1人(笑)。
では、子供はいつから雑穀米を食べられるのでしょう?
ここでは、雑穀米を子供に与える年齢や消化・安全性について詳しく解説します。
これから子供に雑穀米を食べさせようと考えている方は、ぜひ参考にしてみて下さい。
グルテンをできるだけ摂らせたくない方は、グルテンフリーの雑穀米もありますよ☆
【雑穀米】子供はいつから食べられる?消化と安全性
一般的には離乳食が終わった頃、つまり1歳半~2歳頃からなら大丈夫とされています。ただし、これはあくまでも目安!
小さい子供に食べさせる場合は、以下のことを理解しておく必要があります。
- 消化器官が未発達な乳幼児にとって、雑穀の硬い粒は消化しにくい
- 食物繊維を摂りすぎると、お腹が張ったり下痢になったりする可能性がある
子供の成長や発達・個体差によって消化できる年齢は異なります。
また3〜4歳頃になると雑穀米を安心して食べられるようになると言われています。
小さい子供に雑穀米を与える場合
小さい子供に与える場合は、以下の点に注意しましょう。
- 最初は少量から始める
- よく噛んで食べるように促す
- お腹の様子を見ながら量を増やす
- 白米と混ぜて炊く
- 小粒の雑穀が入っているものを選ぶ
もし子供がお腹を痛がったり下痢になった場合は、雑穀米をやめてかかりつけ医に相談しましょう。
我が家の子供は4歳から雑穀米を食べ始めましたが、お腹を壊したりなどは特にありませんでした。
初めて食べたのはこちらの雑穀米。息子は白米と変わらずバクバク食べてくれました♪
「体調管理などを気にするのは大変そう…」と思う方は3〜4歳以降がおすすめです☆
【雑穀米】子供は消化できる?安全性は?
ここからは、雑穀米の消化や安全性について解説します。
先ほどもお話しましたが、乳幼児は消化器官が未発達なため雑穀米は消化しにくくなります。
消化を助ける調理法
消化が心配な場合は、調理法を工夫することで負担を減らすことができます。
細かく砕いたり、柔らかく煮ることで食べやすくすることができます。
雑穀米を与える際の気をつけるポイント
次に、子供に雑穀米を安全に食べさせるために気をつけるポイントをご紹介します。ポイントはこちら。
- アレルギーのリスク
- 信頼できるブランド
- 栄養のバランス
- グルテンの摂りすぎ
1つずつ解説します。
アレルギーのリスク
雑穀米の中には、アレルギーの原因になる雑穀が含まれている場合があります。
特に小さな子供にとって、これらのアレルギー反応が重篤になるケースも!そのため初めて与える際には注意が必要です。
雑穀によるアレルギー反応が心配な場合は、医師に相談することをお勧めします。
信頼できるブランド
一部の雑穀には、化学肥料や農薬が含まれている可能性があります。
安全性を確保するためには、信頼できるブランドの製品を選ぶことが重要です。
無添加や自然栽培のものを選ぶことで、不要な化学物質の摂取を避けることができます。
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栄養のバランス
雑穀米は栄養価が高く、食物繊維やミネラル・ビタミンが豊富。ですが一方で主食としてのバランスを考える必要があります。
過剰に食べさせることで、他の重要な栄養素が不足する可能性もあります。
したがって個々の子供の体調や成長段階・食事全体のバランスを考慮した上で、適切に管理することが重要です。
グルテンの摂りすぎ
雑穀米にはもち麦や押し麦が多く使われていますが、これらの麦類にはグルテンが含まれています。
このグルテンを摂り過ぎてしまうと、人によってはアレルギーを起こす場合があります。
また大量に摂取すると倦怠感などの中毒症状を起こす可能性も!
なるべくグルテンを避けたい方は、グルテンフリーの雑穀米を選ぶようにしましょう。
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まとめ
雑穀米は子供の健康に良い影響を与える可能性がありますが、その導入には消化能力や安全性に関する考慮が必要です。
子供の年齢や体調・食習慣に合わせて適切に管理し、安全に食べさせるための工夫をすることが大切!
家族全員が健康で豊かな食生活を送るために、雑穀米の適切な活用を検討してみて下さい。