更年期の男性に漢方は効く⁉︎症状別の選び方とおすすめを紹介!

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様々な種類の漢方・生薬 更年期障害

女性だけでなく、男性にも起こる更年期障害。

その治療法にはテストステロン補充療法などがありますが、副作用が気になる方もいるでしょう。

そんな中で注目されているのが、漢方薬です。

今回は、男性更年期に漢方は本当に効くのかという疑問に答えます!

また症状別の選び方や、漢方薬の注意点も詳しく解説!更年期で悩んでいる方は、最後までご覧下さい。

他にも更年期の対処法や、おすすめのサプリについてはこちらの記事で解説しています。

男性更年期の対策はどうしたらいい?食べ物や運動・サプリで対策!

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更年期の男性に漢方は効く⁉︎

様々な種類の生薬

結論から言うと、更年期の男性に漢方は有効な選択肢の1つと言えるでしょう。

男性の更年期障害に漢方が注目される理由!

漢方薬は、体全体のバランスを整えることで根本的な体質改善を目指します。

西洋医学が「症状」を抑えることを得意とするのに対し、漢方医学は不調が起こりにくい体づくりをサポートします。

そのため男性更年期に伴う様々な心身の不調に、多角的に働きかけることができるのです。

症状別!男性更年期におすすめの漢方薬!

ポイントを伝える医師

更年期障害の症状は人によって様々です。ここでは、以下の4つの症状に合った漢方薬の選び方をご紹介します。

  • 精神的な不調(イライラ、不眠、やる気の低下)
  • 全身の倦怠感や疲労感
  • 身体的な衰え(性欲減退、頻尿、足腰の冷え)
  • 複合的な症状(精神・身体の両方の不調)が混在する場合

1つずつ見ていきましょう。

精神的な不調(イライラ、不眠、やる気の低下)が主な場合

  • 柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)
    • 特徴: 精神的な不安や興奮を鎮め、ストレスを緩和する作用があります。
    • おすすめの人: 精神的に不安定で怒りっぽく、不安感や不眠を伴う方。また、動悸を感じやすい方にも適しています。
  • 加味逍遙散(かみしょうようさん)
    • 特徴: 気の巡りを良くし、精神的な緊張を和らげます。
    • おすすめの人: イライラや抑うつ気分・不眠などの精神的な症状に加え、手足の冷えや肩こりを伴う方。

全身の倦怠感や疲労感が主な場合

  • 補中益気湯(ほちゅうえっきとう)
    • 特徴: 体のエネルギーである「気」を補い、疲労回復や免疫力向上をサポートします。
    • おすすめの人: 慢性的な疲労感や倦怠感が抜けず、食欲不振や胃腸の調子も悪い方。気力が湧かず、やる気が低下している方にも適しています。

身体的な衰え(性欲減退、頻尿、足腰の冷え)が主な場合

  • 八味地黄丸(はちみじおうがん)
    • 特徴: 腎臓の働きを助け、体の機能を補う漢方薬です。
    • おすすめの人: 性欲の減退・頻尿・足腰の痛みやしびれ・冷えなど、加齢に伴う身体的な衰えを感じている方。

複合的な症状(精神・身体の両方の不調)が混在する場合

  • 桂枝加竜骨牡蛎湯(けいしかりゅうこつぼれいとう)
    • 特徴: 精神不安や不眠・動悸・体の冷えや足腰の重だるさなど、心と体の両方の不調に働きかけます。
    • おすすめの人: 精神的に不安定で疲れやすく、少しの刺激で動揺してしまう方。

漢方薬を服用する際の注意点

漢方薬は生薬でできているため、身体へ負担がかかりにくいのが特徴です。

ただし、体質によって合わない場合も。副作用が出たり、症状を悪化させてしまう可能性もあるので注意が必要です。

特に以下の3つのポイントに注意しましょう。

  • 自己判断で服用しない
  • 継続して服用する
  • 病院の受診を優先する

1つずつ解説します。

自己判断で服用しない

漢方薬は、体質に合わせた選び方が重要です。

自己判断で選ぶのではなく、漢方専門医や薬剤師に相談して自分の体質に合った漢方薬を選びましょう。

継続して服用する

漢方薬は即効性があるものではありません。そのため効果を実感するには継続が必要です。

病院の受診を優先する

重い症状や自己判断が難しい場合は医療機関を受診し、医師の診断を受けることが最も大切です。

まとめ

漢方薬は、男性の更年期に伴う様々な心身の不調を改善する有効な選択肢の1つです。

ただし効果は個人差が大きく、体質に合わせた選び方が重要!

体の不調を我慢せず、まずは専門家に相談してみましょう!

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