左利きは親の遺伝と関係する?見分け方と矯正のタイミング!

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左手で字を書く外国の女の子 子供の利き手

こんにちは!現在男の子3人の子育てをしている星ママです。

子供がスプーンやフォークを左手で持って食べていると、「我が子は左利きなのかな?」と気になりますよね。

親が右利きの場合は特に、「子供が左利きだとこれから大変なのかな…」「不便なことがあるのでは…」とあれこれ心配になってしまいます。

そもそも子供の利き手はいつ決まるのでしょう。利き手が決まる時期などあらかじめ知っていれば、子供への対応が分かって安心ですよね。

今回は、子供の利き手がいつ決まるのか、見分け方や遺伝の影響、さらには利き手の矯正についても解説していきます!

子供の利き手はいつ決まる?

真ん中に立つ人形が右と左で悩んでいる

残念ながら利き手がいつ、どうやって決まるかについてはまだはっきりとわかっていません。

8歳前後で決まるという説や、4歳頃に決まるなどさまざまな説があります。

また、利き手は子供の成長と発達にともなって何度も交代すると言われています。

なので、あまり早い時期に利き手を決めつけることはおすすめしません。

2歳は大人の真似をする時期

2歳を過ぎると、スプーンやクレヨンなどを手で持って使うようになります。このときに使う手が左だと、「左利きかもしれない」と感じる方が多いかもしれません。

左手でスプーンを持つ子は、向かい合ってスプーンを使う右利きの親の真似をしているだけの可能性があります。

実際に、我が家の三男(2歳)も左手をよく使うので「この子は左利きかもしれない!」と思っていました(笑)まだまだ変わる可能性がありますね。

子供の利き手を見分けるポイント

女の子と男の子がおもちゃで遊んでいる。

子供の利き手を見分けるポイントが分かれば、だいたいの目安が付けやすいですよね。見分けるポイントを次にまとめました!

  • おもちゃを取るときに伸ばす手
  • 転びそうになったときなど、とっさに出る手
  • ボールを投げるときの手
  • ペンを持つ手
  • じゃんけんをする手

はさみを使える年齢なら、どちらの手が使いやすいか確認するのもおすすめです。

左利き用のはさみについては、こちらの記事を参考にしてみて下さい。

中には、ボールは左手で投げるけど、お箸や鉛筆えんぴつを持つのは右手という子供もいます。

利き手を見分けられない場合もあるので、子供の様子を見ながら長い目で見守ってあげるといいですね☆

お腹の中で指しゃぶりしていた方が利き手!?

また、胎児の時にお腹の中で指しゃぶりを頻繁ひんぱんにしている方の手が利き手になるという話もあります。

面白いですよね!それが本当なら、早くわかって助かります(笑)

子供の利き手と親の遺伝との関係

次に、親の遺伝との関係性についてです。結論から言うと、子供の利き手と親の遺伝が関係しているかどうかは、まだはっきりわかっていません。

利き手が決まる理由として、「人間は左側に心臓がある。そのため、急所きゅうしょを守りながら右手で戦う必要があったから。」という説や、他にもいくつかの説があります。

はるか昔から現在に至るまで、なぜ右利きが増えたのかは今も明らかになっていません。

また、利き手を決定づける遺伝子もまだ見つかっていないのです。

左利きのメリット・デメリット

本を読む子供

では子供が左利きの場合、不便なことは多いのでしょうか。左利きのメリット・デメリットをまとめてみました!

メリット

  • 才能が開く可能性が高い
  • スポーツをする時に有利(基本的に右利きの人と対戦するので)
  • 右利きを練習しているうちに、左右どちらでも使えるようになる
  • 頭が良さそうに見える

左利きならではのメリットですよね!子供にとっては「左利きで良かった♪」と感謝することもあるそうです。

デメリット

  • 横書きで文字を書くとき、鉛筆で手が真っ黒になる&ノートが汚れる
  • 書道がやりづらい
  • 自動改札が通りにくい
  • ドアノブが回しづらい
  • パソコンのマウスが右利き使用になっていて不便

生活のあらゆるものが右利き用に作られていることにより、左利きの人にとっては生活しにくい部分がたくさんあるようです。

左利きによるメリットはありますが、子供が生活しにくそうにしていると心配になってしまうのが親心。親としては「左利きのままでいいのかな?」と悩むかもしれません。

では、右利きに矯正した方がいいのでしょうか。次で右利きへの矯正について詳しく解説していきます。

左利きの子供は利き手を矯正するべき?

ハテナを持つ子供

20年ほど前までは、右手への矯正が一般に行われていました。

なので、おじいちゃん・おばあちゃんの中には「右利きに矯正しないといけない!」と考えている人もいるでしょう。

しかし無理に矯正すると、様々な悪影響があります。

無理な矯正による悪影響

  • 吃音きつおんしょう(話を始めるときに最初の一音が詰まったり、同じ音を繰り返す)
  • 左右盲さゆうもう(とっさに左右の区別がつかなくなる)
  • 夜尿症やにょうしょう(夜間睡眠中のおもらし)

矯正による悪影響を一部ご紹介しました。これがすべての人に当てはまる訳ではありません。

ですが、このような悪影響が出ると多数報告されているので、無理して直すことはしないようにしましょう。

矯正による影響について、詳しくは以下の記事を参考にしてみて下さい。

まとめ

左利きについては、分かっていないことが多くありました。

また左利きは不便なこともありますが、問題があるかといったらそんなことはありません。もしかしたら成長するにつれ苦労もあるかもしれませんが…

左利きは個性のひとつ。子供の個性を大切にしてのびのびと育てることが何よりも大切です。

そして、自分らしく生きる力につなげて行ってほしいものですね。

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