こんにちは!現在男の子3人の子育てをしている星ママです。
子供が遊んでいるとケガをすることがよくありますよね。
ケガをして痛いと言われた時に、親は「歩けるから大丈夫」、「関節が動くから骨折していない」など自己判断してしまいがちに。
ですが「捻挫だと思っていたら骨折していた」ということがよくあります。
もし骨折したまま病院へ行かないと治りが遅かったり、骨がズレてくっつく可能性があります。そうなってしまうと大変ですよね。
そこでこの記事では骨折かどうかの見分け方や病院に行く目安を解説しています。
痛みが引かないなど子供がケガをしている場合は参考にしてみて下さい!
骨折の見分け方や病院へ行く目安!
骨折をしている時は以下の症状が見られます。
- 激しい痛みがある(冷や汗がでたり、ちょっと触れても飛び上がるほど痛い)
- 皮膚の一部がひどく腫れている
- 皮膚の一部に内出血が見られる
- 腕や足に力が入らない、動かせない
- 腕や足の向きがおかしい
これらの症状がある場合は骨折を疑い、整形外科を受診しましょう!
レントゲン検査で骨折の有無や程度を確認し、適切な処置を受ける必要があります。
小さい子供だと自分の状態をうまく伝えることが難しい場合もあります。そんな時は親が様子を見て判断してあげましょう。
腫れが少なく歩ける場合もある
先ほど骨折の症状をご紹介しましたが、子供の場合は骨折していても腫れが少なく歩けることもあります。
理由として子供の骨は成長途中のため、大人と比べて骨が柔らかいという特徴があります。
そのため大人の骨折のように一直線には折れず、ひびが入ったり骨が剥がれることが多いのです。
そうすると骨折していても腫れが少なかったり、足を着けて歩くことができる場合もあるのです。
自己判断は危険!
親としては「そんなに腫れていないし、歩けるから大丈夫だろう」と思ってしまいますよね。
ですが痛みが引かなかったり患部をかばっているような様子が見られる時は、一度病院を受診しましょう!
次男も腫れが少なかったのに…
次男は今までに2回骨折をしています。そして2回目の骨折では腫れがあまりありませんでした。
腫れが少ないので骨折ではないだろうと思っていたのですが、レントゲンを撮ってもらうと「骨折ですね」と…
『骨折=すごい腫れる』と思っていたのでとても驚いたのを覚えています。
分からない時も必ず受診!
骨折か捻挫かという判断は、一般の人にはなかなかできません。少しでも疑わしい時は必ず受診しましょう!
放っておくと大変なことも!
子供の骨は成長し続けています。
成長に関わる部分が骨折で傷んでしまうと、変形したり運動機能が損なわれてしまう場合があります。
さらに、子供の骨は大人よりも骨がくっつくスピードが早いのも特徴!
ズレたままくっつく可能性もあるので、きちんと整形外科で処置してもらいましょう。
骨折の可能性がある場合
ここからは骨折している時の応急処置の方法や、病院選びのポイントをご紹介します!
骨折している時の応急処置
「骨折してるかもしれない!」と思った時は応急処置の方法を知っていると安心です!
- 添え木になる物をあて、包帯や布で固定する
- 冷やす
添え木になる物をあて、包帯や布で固定する
添え木で固定することにより、骨折部の安静を保つことができます。
板や傘、雑誌、毛布、定規などまっすぐに固定できる物ならなんでもかまいません。
ポイントは、骨折した部位の上下の関節も含めて固定すること。患部より大きめ(長め)の物を添え木にしましょう。
すき間ができてうまく固定できないときは、タオルなど柔らかい布を挟むと安定します。
冷やす
腫れや炎症を抑えるために、患部を氷を入れた袋(氷のう)などで冷やします。
15~20分冷却したら(患部の感覚が無くなったら)はずし、また痛みが出てきたら冷やします。
できるだけ早く受診することが大事!
とは言っても、添え木での固定は初めてだと合ってるかどうか不安になりますよね。何回もやり直してしまったり、固定する物がすぐに見つからない時は何もしなくて大丈夫です!
私も次男が骨折した時は特に何もせず病院へ向かいました。
下手に患部を動かしてしまうとひどくなる可能性もあるので、処置に迷う場合はそのままの状態で受診しましょう!
整形外科を選ぶポイント!
ここからは整形外科を選ぶポイントをご紹介します!
近くの整形外科がおすすめ!
もし骨折している場合は超音波治療をすることで治りが早くなります。
この治療は骨折の治癒時間が約4割短縮する効果も証明されており、できれば毎日通って当てるのがベスト!
そうなると家から近い病院が通いやすいですよね☆なのでできるだけ家から近い整形外科を選ぶことをおすすめします!
骨折を早く治す方法などをまとめた記事はこちらでご覧になれます。
【子供が骨折!!】早く治す方法はある?完治するまでどれぐらい?骨折の予防はコレ!
評判のよい整形外科を選ぶ
後ほど詳しくお話しますが、子供の骨はレントゲンが写りにくいため骨折の判断が難しいです。
そのためちゃんとした先生でないと見落とされる可能性があります。我が家のように(笑)
また別の病院となると時間と労力がかかりますよね…なので始めにできるだけ評判の良さそうな病院を選ぶことをおすすめします!
待ち時間が長い…
ただ人気の整形外科になると待ち時間がかなり長くなります…
我が家の近くの整形外科もかなり待ち時間が長く、小さい三男を連れての受診は大変でした。
初診は特に長いので覚悟しておきましょう(笑)
小さい子を連れて受診する場合は、事前に待ち時間に退屈しないモノを準備するのがおすすめです!
子供の骨折の診断は難しい!
子供と大人の骨の違いをいくつか説明しましたが、もう1つ子供の骨には特徴があります。それは子供の骨はレントゲンで写らない骨があるということ!
子供の骨は硬い骨ばかりでなく軟骨という柔らかい部分が非常に多いです。レントゲンはある程度硬いものしか写りません。
そのため子供の骨はレントゲンで写らない部分が多いのです。
次男も2つ目の病院で発覚!
実際に次男が足首を骨折した時、1つ目の病院では骨折していないと診断。痛みが引かないため別の病院で受信すると骨折していたということがありました。
また骨折後すぐは見つからず、2〜3週間後にレントゲンを撮ることで骨折が明らかになることもあるそうです!
子供の様子を見ることが大事!
もしかしたら1度病院でレントゲンを撮っても写らない場合があるかもしれません。
そんな時は子供の様子を見て、痛みが引かないなどあれば別の病院も受診してみましょう!
学校でのケガは給付金がもらえる!
子供は色々な場所でケガをしますが、学校でケガをした場合は給付金がもらえるのをご存知でしょうか?
学校が災害共済給付制度という保険に加入していれば、医療費や見舞金などの給付が受けられます。
給付金の申請方法
まず学校でケガをした時点で、学校側から申請書を渡されます。
もし渡されなかったり学校から帰宅後ケガが発覚した場合などは、担任の先生に連絡をして申請書をもらいましょう。
病院に書類を書いてもらう
病院でも学校でのケガかどうかを始めに確認されます。学校でケガをした場合は、申請書を渡して記入してもらいましょう。
後日、病院から申請書を返されるので返ってきたら学校へ提出します。
それにより、学校を通じて給付(自己負担額3割+1割)を受けることができます。
体育の授業で打撲
我が家の長男は体育の授業で手の指を打撲したことがあります。その時は保健室には行かずそのまま帰宅。
腫れと痛みが引かないため、病院を受診しました。次の日に担任の先生に事情を説明し、書類をもらうということがありました。
病院には申請書がなくても伝えておく
申請書がなくても、病院では学校でのケガだということを伝えておきましょう。
学校でのケガとそうでない場合とでは、病院の支払い金額が変わってきます。
後で変更になると手続きが面倒になるので、忘れず事前に伝えておきましょう!
骨折の過ごし方&便利グッズ
次男が骨折した時の過ごし方や、便利なグッズはこちらの記事でご覧になれます。
まとめ
子供が骨折しているかどうかは見ただけでは判断できません。
骨折ではなかったとしても、病院で診断してもらうと安心できますよね。
捻挫でも適切な処置が必要な場合があるので、子供の様子がおかしい場合はできるだけ早く病院を受診しましょう!