車検が近づいてくると、車の売却を検討される方も多いのではないでしょうか。
しかし「車検のギリギリまで車に乗りたいけど売却できる?」と悩んでいる方もいるかもしれません。
そこで今回は車検ギリギリの売却や、すでに切れてしまった車の売却について詳しく解説します!
また車検直前と車検直後の売却についてどちらがお得かについてもお話しします。
車検のタイミングで車の売却を検討している方は、ぜひ参考にしてみて下さい。
おすすめの買取業者については、こちらの記事でご紹介しています。
車を高く売るならどこがいい?おすすめ業者7選!高価買取してもらうコツは?
車の買取とオークションどっちがお得?メリット・デメリットを比較!
車検のギリギリでも売却できる?
結論から言うと車検ギリギリでも、切れてしまった車でも売却は可能です。理由としては以下の3つがあげられます。
- 整備して販売
- 販売中に車検が切れる
- 海外に輸出する
1つずつ見ていきましょう。
整備して販売
車検切れの車であっても、買取業者は整備工場で車検を通し再び販売することができます。
大手の業者であれば自社工場で車検を行うことができるため、車検ギリギリでも切れていても買い取ってもらうことができるのです。
販売中に車検が切れる
買取業者は買い取った車を店頭で販売しますが、店頭で並んでいる車がすぐに売れるとは限りません。
販売中に車検が切れることはよくあること。そのため、車検がギリギリの車であっても特に問題なく車を買い取ってくれます。
海外に輸出する
買取業者は車を買い取った後、その車を海外に輸出することがあります。
その場合は日本の車検制度は適用されません。そのため車検が残っていても切れていても買取には関係ないのです。
車検ギリギリの車を売却する際の注意点!
車検の長さに関係なく売却できるとお話しましたが、1点だけ注意しなければいけないことがあります。
それは、車検が切れてしまうと公道を走行できなくなるということ!
「いやいや、車検ギリギリで売却するんだから関係ないでしょ」と思いますよね。どういうことか詳しく解説します。
売却完了に時間がかかる場合がある
車の売却はスムーズに進めばいいですが、業者との日程が合わないなど売却が予定より遅れる場合があります。
特にいくつかの買取業者で見積りを取る場合は、売却までに時間がかかることがあります。
そうなると、売却が完了するまでの間に車検が切れてしまう可能性があるのです。
売却完了までに車検が切れてしまったら
売却後の引き渡しで買取業者が車を持って行ってくれれば問題ありません。
しかし、買取店舗まで自分で車を持っていかなければならないケースもあります。
そうなるとレッカー移動してもらうか、仮ナンバーを発行することになり面倒な手間が増えてしまいます。
またレッカー車を保有していない業者があったり、費用が発生するなど業者によって対応は様々。
そのため車検ギリギリで売却する場合は、事前に確認しておくなど注意が必要です。
車検が切れる直前と車検直後の売却、どちらがお得?
では車検が切れる直前と車検直後では、どちらで売却するのがお得なのでしょうか?
それぞれのメリット・デメリットを見ていきましょう。
車検ギリギリの売却
車検ギリギリで売却するメリットは、車検費用を払わずに済むため経済的な負担が減ります。
デメリットは車検が残っている車に比べて、査定額が若干下がる可能性があるということ。
車検直後の売却
車検を通してから売却するメリットは、車検を受けたことで安心して乗車できるという印象を与えることができます。
デメリットは車検費用がかかるところ。一般的に、車検費用よりも査定額が大幅に上がることは期待できません。
そのため車検を通すよりも、車検ギリギリの売却の方がお得になる可能性は高いでしょう。
車検前の買い替えについて更に詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧下さい。
車検前に買い替えは損得どっち!?いくらかかるなら買い替えた方がいい?
車検前に買い替え!何ヶ月前がいい?タイミングや注意点を徹底解説!
まとめ
車検が切れる直前や、すでに切れてしまった車でも買取してもらうことは可能です。
また車検が切れる直前と車検直後の売却では、車検ギリギリの売却の方がお得になる可能性は高くなります。
ただ売却完了までに車検が切れてしまうこともあるので注意して下さいね。